こんにちは、ヨガインストラクターのヒロです。
ヨガがストレス緩和に効果があるという事は、多くの研究機関の実験で明らかになってきてます。
最近では、マインドフルネスと言われる瞑想なども心理療法の1つとして
多くのオシャレ雑誌でも気軽に取り上げらてますね。
さて、職場や生活の場でストレスを受けている時の私達の身体は、どんな感じでしょうか?
イメージとしては、「ボクシングの構えのポーズ」
肩先は前に向き、背中は丸く、握りこぶし。
急所の喉はぎゅっと締まって、胸、鳩尾はカチカチの状態。
睨みをきかせ、眉間にはシワ。
これって、戦闘モードですね。アドレナリンが絶えず出ている感じ。
この状態が続くと、身体や心に不調をもたらすのは当然ですね。
そこで、今月は、気持ちの良い呼吸と一緒に胸を開いてのんびりと背骨を伸ばすポーズを
行いましょう。
スッキリと胸の奥や鳩尾は澄み渡ってきます。
ぜひ以下のポーズを行ってみてくださいね。
☆7月にご紹介した「太陽礼拝」で少し背骨を緩めてあげてから行うのをオススメします。
◉アナハタアーサナ
四つん這いから腕を肩幅以上に開きましょう。
ゆっくり手を身体から遠ざけて、胸の中心を床へと近づけます。
気持ちのいい程度で保持して呼吸を繰り返します。
◉平和を祈る戦士のポーズ
足を大きく左右に開きます。爪先の向きを右に向けます。
腰をどっしりと下げて、上半身は軽く優雅な気分で空を見上げましょう。
左側も同様です。
ヨガや瞑想がインドで5000年前に生まれ今に続いているのは
きっと、私達には到底想像できない貧困、震災、飢饉、カースト、、強いストレスがあったからでしょう。
今の私達を取り巻くストレス、対人関係だけではなく、環境の中の音や匂いや食べ物、
意識できないレベルのものまで沢山。
でもそれらを1つ1つ嫌だ嫌だと選り好みしたり無視したり排除するよりも、
「さあ、どうやって乗り越えようかな♪」
柔らかく一息吐いて、どんな姿勢でどんな呼吸で乗り越えていくか
それを日々練習して、ストレスに強い身体や心を鍛える心の練習がヨガです。
そして御守り言葉はいつでも
「これでいいのだ」
高い澄み渡った秋空や紅葉を楽しんで、穏やかな秋を過ごしましょう。
この記事へのコメントはありません。