いつの時代でも日本人にとって欠かせない味噌。
古代中国の大豆塩蔵食品の「醤(しょう・ひしお)」からの伝来。当時の日本はまだ飛鳥時代。
昔は高価で希少でそのままおかずとして口にしていたが、鎌倉時代の「一汁一菜」という武士の食事習慣が確立され、味噌汁というかたちで提供されはじめました。それでも味噌は高級品で一部の階級の人しか口にすることは出来ませんでした。
そんな日本人の象徴でもある味噌について1DAY講座が開かれた。
講師は色々なワークショップやセミナーで活躍中の管理栄養士の梅田やすこさん。
味噌にまつわる正しい知識を楽しい話法で参加者の方も楽しく参加されていました。
こちらが講師の梅田やすこさん
先ずは日本全国の味噌を味見。中には初めて口にした味噌も・・・
参加者の中にはたまらず昼間からビールを注文する方も・・
なんてゆるいセミナーなんだww
梅味噌
麦味噌
西京味噌
八丁味噌
信州味噌
仙台味噌
北海道味噌
日本は全国各地で味噌が消費されていますが、米味噌(長野県出荷量№1)豆味噌(愛知県出荷量№1)麦味噌(大分県出荷量№1)
の3つに分けられます。
米味噌
大豆と米をつかった麦で北海道から四国まで広い範囲で使われている味噌。
大豆を煮てから作る色の薄いものや、大豆を蒸してから作る色の濃いものなどさまざまで、甘みや辛みの強さもまちまち。
麦味噌
麦麹を使った味噌で塩分が低く、香りや甘みが強いが色はそれほど濃くない。
味噌汁を作るときには濾す必要があります。(濾さない場合はお椀の底に黒い筋が入った麦が沈殿)
豆味噌
色が濃いのが特徴。愛知県の「味噌カツ」が有名。
大豆と食塩だけで作られます。色が濃く、甘みが控えめで旨味と渋味が強いので煮込み料理、味噌田楽などに使うと豆味噌の良さが活かせます。
後半は参加者が手製の味噌作りに挑戦します。
次回もどうぞお楽しみに。
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