グルメ

メジャーな日本酒の表現を知ろう×作

 

1年で最も寒い時期を抜け、三寒四温の外気にはげまされる今日このごろ。

みなさん、飲んでますか?

今回は、日本酒サイトや雑誌で飛び交う味の常套句を紹介したいと思います。

ーーー

ワインのソムリエ気分で表現しても◎

味覚は官能であるがため、同じ味も人によって感じ方や好みは異なります。

だから「味を言葉で表現する」といっても自由でOK!

 

ただ、飲んだことのない日本酒を買うとき、人に説明するとき、「同じような味を表す共通言語」を持っているとスムーズにいくことがあります。

 

以下は日本酒を説明する表現としてよく見かけるもの(斎藤調べ&斎藤独自説明)。

・キレイな味

味にキレイとはなんぞやと思われるかもしれませんが、いわゆる雑味が無く、クセなく、糠臭くもなく、まるで水のようにサラサラ飲めてしまう、という雰囲気です。

一般的に、高精米である方が雑味が少ないとされています。つまり精米歩合80%(玄米と比べて80%のサイズで残っている)より精米歩合20%(20%しか残っていない)の方が、キレイな味である可能性は高いです。

モノに例えるなら、華奢なひらがな。水仙、白百合。細長い味の形。といったところ。

 

・骨太な味

キレイな味が女性的な味を表すものだとしたら、こちらは男性的な味を表します。輪郭がはっきりしていて、ひらがなとは対照的な、太い筆で書かれた漢字のような雰囲気でうまさがハッキリしています。鼻に例えるならひまわり。こちらでも紹介した写樂がよくそう形容されています。

 

・パンチのある味

骨太と似ていますが、口に含んだ時のインパクトが強い味に用いるように思います。口の中での味の広がり方が、最初に大きく、徐々に細く弱くなっていくようなイメージ。

 

・フルーティ

米から作られ、果物が1ミリも入っていないのに、フルーティと呼ばれる不思議。

でも、飲んで納得。パイナップル系、バナナ系、メロン系、ライチ系、と香味と酸味がさわやかな好バランスを描いている感じ。日本酒が苦手な人でもグイグイいけちゃうタイプです。

 

・しっとり落ち着いた味

焼きたてのスポンジより、時間を置いたものの方が「しっとり落ち着く」イメージはありますよね。それと同じで、半年寝かせたひやおろしや長期熟成タイプなどがこう形容されることが多いです。刺激がなく、柔らかな丸みのある雰囲気です。

 

・フレッシュな味

しっとり落ち着いた味の対極にあるのがフレッシュな味。火入れをしていない生酒や、お酒を搾るとき最初に出てくる「あらばしり」の部分を形容するときによく使われます。

ときにピリピリとした刺激やシュワッとした炭酸を感じます。

 

 

というわけで、日本酒を買う際なんかに

「フルーティでキレイな味のものはありますか?」とか

「骨太でパンチのあるものが好きです」なんて言ってみると気分が盛り上がりそうですね。

 

ーーー

ライチの香り、「作(ザク)」。

で、今回紹介するのが「作」だ。

伊勢志摩サミットで、オバマ大統領に飲まれたことで知名度が広まり、いっきにブレイク。

どんな味なの~?→あ、うまい→もっともっと、というあぶない予想される「飲みやすい」味だ。

特筆すべきはラベルの裏にもある「ライチのような香り、ほどよい固さのある味わい」。

 

そーんなに書くほどライチ?と思ったら、もうライチ以外の何ものでもないほどライチなのですこれは……!

フルーティな香り、酸味と甘みが好相性。程よいパンチあり。

あージュースみたい~って飲みつづけると、あぶないので、ご注意を。

 

つまみ(おかず)を選ぶ味なのかなと思いつつ、ジンギスカンの羊肉との相性が神。

ポテト+パスタサラダとの相性もいい。どちらのつまみとも、しっかり味なのが良いのか。やばい止まらない。

ああ、カツオなんかの臭みを感じやすいお刺身でもおいしくいただけそうである。

 

しっかり味つまみ → ライチはじける → しっかり味つまみ → ライチさわやか~ → しっかり味つまみ……

誰か止めて!!

しかも精米60%なのに、大吟醸みたいなキレイめな味……

精米歩合が60%なので、価格もお手頃!

誰か止めて~!!

こりゃ~ブレイクするわ。

作(ザク)、おすすめです。

エンドレスループがあなたを待っていますので、そのつもりでライチな旨みにダイブしてくださいねー!!

 

 

斎藤貴美子

投稿者の記事一覧

フリーランスのコピーライター/ライター/利き酒師(2018年12月~)。日本酒は、芸術かつ宇宙だと知り instagramの#SAKEISAWESOMEkimikoにて日本酒にキャッチコピーをつける取り組みを実施しながら勉強中。

関連記事

  1. 食欲の秋でもアロマを効果的に使用する術
  2. 日本酒の味は「温度」で変わる!「酔鯨」9温度・飲み比べ(前編)
  3. そうだ、京都、飲もう。前編
  4. 毎日、味が変わる日本酒!?~風の森 秋津穂 純米~
  5. 父の日のプレゼントには、ちょっとめずらしい日本酒を。
  6. 獺祭ってなあに?~人気の日本酒を紐解く~前編
  7. たまには1人で、「水に逆らわない酒」をたのしむ。
  8. おちょこで味が変わるって本当ですか?山本で試してみる。その2

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリ一覧

アーカイブ

おすすめ記事

  1. 冬を暖かく過ごすインテリアの工夫
  2. 食欲の秋でもアロマを効果的に使用する術
  3. ジャケ買いアリ!クリスマスに飲みたい日本酒。

ピックアップ記事

PAGE TOP