ゴールデンウィークがズンズン通り過ぎていきましたが、いかがお過ごしですか?
え?
まだ身体に働きモードのスイッチが入っていないって?
わかります……わかりますよぉおお、スイッチが、身体のどこかに消えましたからね。
それじゃあ、できることから社会復帰していきましょう。
そう、飲むことから!(仕事を終えてからね!)
今回ご紹介するのは、松井酒造店の「松の寿(まつのことぶき)」。
こちらの酒造の元となる酒造は、1865年に創業……実に153年も続いている造り酒屋さんです。
で、私の父の実家がこの近くにあるんです。
父の先祖は代々この土地に住み続けていて、あたりいったい名字は同じ……ご近所さんはだいたい親戚です。
ということは、153年前も私のご先祖さまはこのあたりに住み、
松井酒造のお酒を飲んでいた、と推測できるのです。
なんというロマン!
5代前のご先祖さまも、これで乾杯したのかしら……(少なくとも2代前の私の祖父祖母は飲んでます)。
そしてもう一つ感動すべきは、
味がぐんぐん美味しくなっているということ。
ええ、味は人の官能の問題です。だから、一概には言えませんよね、ええ。
だから、言い換えますと、私にとっては昔(10~15年前か)飲んだときより、すごくおいしくなっているのです。
私は正直、松の寿に油断していました。
ああ、なんか昔飲んだ気がするな~なんて、ぼーっと一口飲み、刮目。
「ちょっ笑!、これおいしすぎるんですけど!おとーさん~おかあーさん!」と
父と母と祖母に報告した(実家に帰省中)とお伝えしておきます。
アラフォーでも親を叫ばずにはいられない。
侮れないおいしさでした。
味は、フルーティではなく、派手な香りもせず、
甘みのある旨みがグッときてスッキリ味わえる、そういった部類です(伝わりますか?)。
日本酒好きの父も「地元が日本に誇れる酒になった」
とやや上から目線ですが、びっくりしておりました。
日本狭しとはいえ、やはり「地元意識」は強いもの。
近所のお店の商品が、レベルをあげて全国的に有名になっていくと、うれしいものがありますよね(同時に寂しさも覚えたり)。
さて、合わせたつまみはこちら。
タラノメのおひたし……!!!
これ、母が作ってくれたんですけど、
お世辞じゃなくて、最高でした。
季節の山菜タラノメ。採れたては、天ぷらじゃなくてもクセがなくいただけるのでしょうか。ハーブのような爽やかな香りが口から鼻へぬけていきます。
ああ、春風。ああ、松の寿。
ほんとに寿、マジあっぱれです。
最近では雑誌にも多く取り上げられているようなので、
見つけたらどんな風に評価されているか、ぜひチェックしてみてください。
ちなみに人気銘柄の、「鳳凰美田」、「仙禽」、「たまか」も栃木県です。
最近の栃木県のお酒は、めっぽうおいしいのです……いったい何が起こったのでしょうね。
このままでは移住してしまいます。
というわけで、松の寿のごとく、私たちも仕事の研鑽を積んでいきたいですね。
まず私は、お仕事スイッチを見つけてONにしなくては……ですね!
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