グルメ

花の蜜に抱かれて、ストレスを溶かそう。「花陽浴(はなあび)」

 

さてさて、5月も後半。

さすがに通常モードのスイッチが……入ってますよね?(前回参照)

 

え、まだ入ってない?

むしろ元からスイッチなんてない?

 

なるほど。

しからば、目の覚めるような日本酒をご紹介しますよ。

 

こちら、「花陽浴」と書いて、はなあび。

色々な酒米で作っておりますが、今回ラスト一本で手に入れたのは、長野の「美山錦」で醸したタイプです。

なんだか陽気でポカポカした名前ですよね。ラベルもキラキラしててかわいいし……

なんてナメてると、びっくりします、花陽浴!

 

わたし、一口飲んで、

くぅううう……こりゃスターだ!

と確信しました。

もちろん、おいしい。

けどさらに、キャラクターにものすごく華があるんです。

まるで、花の蜜をなめているような、至福。

 

目を閉じれば、甘い香りの花に囲まれて、ぽかぽか日光浴をしていて……

舌で味わうものを超えて、身体全体がうっとりするような幸せ。

名は体を表す、と申しますがまさにまさにその通り。

 

ああ、そうなのだ。人気者には、やはり飛びぬけた凄さがあるのだ、と腑に落ちたのです。

 

 

実は、花陽浴は埼玉県で、最も人気のある日本酒といっても過言ではないくらいの大人気で、品薄で、買うのがすごく難しいのです。

例によって、蔵元から直接卸されていないであろう、ネット通販ではプレミアム価格がつけられております(いまググったら、同じものが15,000円でした……私は、直接卸している日本酒店で3,000円ちょっとくらいの原価で買ったはずです)。

 

だから、当初の私は「なんで、そんなに人気なの?」

人気が人気を呼んじゃってるだけじゃあないの?

なんて、斜に構えていたんですね。

 

 

だがしかし、その考えこそナメたものだった、と認めざるを得ないのです。

スターでした、花陽浴は。

舌だけで味わう「うまい」を超えて、身体と脳みそがウキウキする幸せ。

(ちなみに、こちらで紹介させていただいた中で、同じく人気でスターだなと思ったのは、新政6、而今、寫樂です。個人的に好きな銘柄はまた別にあります)。

 

 

 

 

さて、つまみについて!

実はこれ、けっこう難しい。

 

かなり甘く、ジューシーで、最後にホロっと辛みを感じたのですが、どうもお刺身とは合わなそう、おひたし類も負けてしまいそう……チーズはいいね、きんぴらも良さそうだね、とやっていくうちに、パンチの打ち合いサラミに行きつきました。

 

濃厚な甘み×濃厚な油と塩気。

なんだろう、強いものどうしの打ち合いが、たまらないんですね。

 

分かりやすい味が好きな方(私もか)は、良いかと思います。

意外とアジの開きや、塩サバ焼きなど、脂がのって塩気のある焼き魚にもいいかもしれません。

 

こういう日本酒に出会うと、幸せと同時に「自分も、何かでこんなふうに感動させられたらいいなあ」と思ってしまいます。

それは何なのか……なーんてことは、素面の時にじっくり考えるとして。

(かなり時間がかかりそうです)

 

 

 

スターもおいしい、そして、スターじゃなくてもおいしい日本酒。

人の嗜好に関わることすべてに言えますが、

人気だから万人においしい、とは言えないところが日本酒の面白いところです。

 

 

 

自分にとって何がおいしいか、どれが一番なのか、舌と身体と脳と気持ちで、ゆる~っと探しはじめると……止まりませんのでご注意を。

さて、これからの新しい出合いが、まっことに楽しみです。

 

 

斎藤貴美子

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フリーランスのコピーライター/ライター/利き酒師(2018年12月~)。日本酒は、芸術かつ宇宙だと知り instagramの#SAKEISAWESOMEkimikoにて日本酒にキャッチコピーをつける取り組みを実施しながら勉強中。

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