みなさん、歯磨きはしていますか?
飼い主のみなさんは、虫歯や歯周病など起こさないために、毎日の歯みがきや定期的な歯医者での検診をして、歯の健康を保っていると思います。
では、みなさんの愛犬はいかがでしょう。
~「犬の歯みがき」で多いお悩み~
・なかなか、うまく磨けない。
・嫌がる。
・やり方が分からない。
などの理由で、歯磨きがうまくできず、歯石がついたり、歯周病になっている犬が多いです。
歯周病になると、歯が抜け落ち、菌が血管から入って、心臓や腎臓に悪影響を及ぼします。
歯石が多くついた場合は、歯磨きでは取れないため、キレイに取り除くためは、動物病院で全身麻酔が必要となります。
数日で歯垢が歯石に変わるので、歯石の付着や歯周病を防ぐには、歯磨きをして防ぐしかないのです。
歯の健康の為には、日々の歯のケアが重要となります。
正しい歯みがきを実践して健康を守りましょう。
■歯みがきの頻度
毎日1回!(出来ない時も、2~3日に1回は磨いたほうが良いです。その場合は、歯磨き用のガムやサプリも併用もするとベストですがカロリーには注意しましょう)
■歯磨きアイテム
歯ブラシ、シートタイプ、指ぬきタイプ、その他、歯磨きガム、サプリなど。
いろいろなタイプのデンタルケア用品がでており、犬の大きさにによってもサイズ形状も違います。歯みがきペーストが、歯磨きの補助をしてくれます。愛犬にあったサイズ、種類を選び、歯磨きを行いましょう。部分用なども出ているので数本使い分けてもいいでしょう。
■歯磨きの手順
歯みがきの初心者からできる手順をご紹介します。
ステップ1.口や歯を触られるのに慣れさせる。
初めは、ちょっと口や歯を触って褒めて終わるを、一日数回繰り返します。出来たら、次の順で行っていきます。
唇をめくり歯を見る→指で触りやすい犬歯や前歯に触れる→奥歯まで指で触る。
ステップ2.歯を拭く
シートタイプか指ぬきタイプを使い、歯をさっと拭く(拭きやすい犬歯や前歯から始めます。)犬用ではなくても、ガーゼを湿らせ使用しても大丈夫です。抵抗が見られたら、歯みがきペースト(フレーバーがあるもの)を初めになめさせ、意識を紛らせ次にガーゼにペーストを付け拭きます。
ステップ3.歯ブラシに慣れさせる
歯ブラシを歯と歯茎に当てて、優しく動かします。磨きやすい犬歯、前歯から始めて奥歯まで磨けるようにします。
【ポイント】
・終わると必ず褒める
・力を入れない
・短時間で仕上げる
歯みがきは、根気が必要です。あきらめず、少しずつ慣れさせて習慣化しましょう。
口臭・歯茎の色が赤い・口を触ると嫌がる・歯石がついている(歯が黄色い)などの異変がないかチェックしてみてください。
場合によっては、動物病院で診てもらったほうが良い時がありますので、「あれ?」と思ったら、受診をお勧めします。
RUDY*RUDYでは、個々のペースやタイプ、お悩みに合わせて個別指導やワークショップも開催しています。
愛犬の長寿と健康を、守っていきたいですね。
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