グルメ

交流をあたためるために、酒を温めよう。ぬる燗エンドレス「満寿泉」。

 

昭和のサラリーマンは「飲みにケーション」なんてコミュニケーションをもじった飲み会を開催していたようですが(私の父世代)、

コレ伊達じゃない、なんて思いませんか。

 

今ほとんどの方がスマホを持っている時代です。

SNSで通勤通学中に、トイレ中に、煮物を煮込んでいる間にちょちょっと連絡を取り合える、なんとなく近況を教えあえる。

 

さすが、文明の利器すっごい、めでたし、めでたし♪

……となるのは、超絶忙しい案件のど真ん中だとか、壮絶な育児中とか、本気で時間がない時だけ。

 

 

やっぱり友達には会いたくなるし、顔を見て話して、その場をまるごと五感で共有したい。

ライブを楽しみたいと思うのが人情です。

(音楽アーティストもCDや音楽配信で活動する時代からライブがメインになってファンを獲得しているそうですね)。

 

 

対面の大切さ。ライブ感。

それをさらに深めるのがお酌です。

 

大昔から存在する「さしつ、さされつ」というものが、いやがおうにも人と人の間にコミュニケーションを生じさせる。

逆にいえば、今でいうアイスブレイク(打ち解ける)ために、わざわざお酌という行為が発生した見方もあります。

 

 

そんなわけで初対面でも、これから仲を深めたくても、すでに仲良しでも、お酌をしあうことはおすすめ。

そして、お酌するなら

今の季節はお燗でしょう!

 

というわけで満寿泉(ますいずみ)の「純米」。

富山県の有名銘柄でファン多し。

銀座松屋の地下で買ったので、インバウンドのお客様も買っていくのかも。

 

売り場での香味特性別分類を拝見すると「熟酒」のマークがついていました。

下記にすべてが分かりやすく載っています↓

http://www.sakejapan.com/index.php?option=com_content&view=article&id=22

 

 

醇酒というのは、昔ながらの日本酒に多いタイプで、

じっくり深い味わい、どっしり落ち着いた米の風味や旨味ああるのが特徴です。

(ちなみに近年は華やかな香りでスッとやさしくキレる薫酒が人気。日本酒を飲みなれていない人にも飲みやすいのです)。

やや黄みを帯びていますね。

ではでは……少々味見を……!

ん?

これは…醇酒?

 

香りはバナナ。

どちらかというと、スッとうまみが消えていくような……?

 

駆け出し超初心者のプレ唎酒師(12月以降正式認定)につきよくわかっていませんが、

私の中ではキレの良さを取って爽酒に分類されてしまいそうな感じです。

(そしてググってきましたが、キレがいいというコメント多し。ほほう)

 

と、ついついオタク化してしまいますが、香味特性分類はあくまで目安。

大切なのは………うまさだ!

 

ってことで、ゆるゆる柔らかい風味と旨味を燗で味わおうではありませんか!

満寿泉………お燗、実感!うまし!!

 

常温(20度前後)でやわらか、ぬる燗(40度)でエンドレス酌、あなおそろしや!

熱燗(50度)でも辛みが強くなりません。

 

精米歩合60%で……おきれいな味だこと。

昔は最近精米歩合というと「雑味のなさ」を表すひとつの指標だったように思いますが、今じゃそうでもないですねえ。

 

さて、ペアリングは何でもいけますが、

寄せ鍋風のおでんにしてみました。

あ~~~こりゃ、初対面でも2~3時間飲んだら

打ち解けられそうな味ですよ。

 

ありがたや~

ありがたや~

 

まさに、満つる、寿の泉。

あふれ出る幸せにもういちど、乾杯です。

 

 

斎藤貴美子

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フリーランスのコピーライター/ライター/利き酒師(2018年12月~)。日本酒は、芸術かつ宇宙だと知り instagramの#SAKEISAWESOMEkimikoにて日本酒にキャッチコピーをつける取り組みを実施しながら勉強中。

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