11月になり、段々寒くなって乾燥と共に出てくる、「バチバチッ!」と痛い静電気!
犬にも、静電気大いにあります。
触れようとしたり、洋服を脱がせたりする時などに感じた事ありませんか?
その他にも、実は乾燥によるトラブルは犬にも多くみられます。
なので、夏と冬では、お手入れも変える必要が出てきくるのです。
●こんなことありませんか?~乾燥チェック~
□ よく洋服を着せる
□ 冬場はシャンプーの回数が減る
□ 毛玉がよくできる
□ 体を痒がる
□ 静電気をよく感じる
□ 長毛犬種である
いくつチェックが入りましたか?
冬になると、特にこのような事を感じる場合、乾燥が原因で皮膚や被毛が痛んでる可能性があります。
では、どうしたらいいのでしょうか・・・。
1.洋服の着せ方に注意!
寒くなると、洋服を着せる機会が増えると言う方もいるかと思います。
洋服の素材も静電気が起きやすいもと、被毛とこすり合って被毛が切れたり、毛玉や静電気が起きやすくなります。
(対処法)
体の毛を短くカットする(短毛犬種を除く)。若い犬であれば、ある程度の被毛の量と長さで洋服を着せなくても十分寒くないのです。
なので、洋服をどうしても着せたい場合は着せっぱなしではなく、散歩の時やお出かけの時に控えましょう。
ただし、シニアに入ってくると体温調節が難しくなってくるので、着せる時間も長くなると思います。
その場合、被毛をつまめる位の長さに調節すると、毛玉の心配や汚れなどの管理がしやすくなり、長時間の洋服の着用にも対応できます。
2.被毛のお手入れ
ブラッシングすると、「静電気が出てやりにくい」「ブラッシングしてもすぐ毛玉が出来る」「あまり外出してない割には汚れている」など、経験ありませんか?冬は静電気により被毛は痛み、ほこりを寄せ付けてしまい、汚れや毛玉ができやすくなってきます。
(対処法)
・ブラッシング時は、ブラッシングスプレーを使用する。
・ブラッシングスプレー使用しても、ベタついたり静電気が起きるようでしたら、シャンプーをしましょう。
・静電気によって、被毛が痛むので毛先を整えるトリミングを2週に一回やるとよいです。
・いつもいる場所やベッドなどにも静電気防止スプレーをする。
3.皮膚のお手入れ
犬も同じで、犬も乾燥肌になります。フケや痒み、皮膚の赤みなど皮膚のトラブルも出てきます。
人はクリームを塗ったりできるのですが、犬では全身毛に覆われているので、なかなか難しいですよね。
(対処法)
・皮膚の状態をチェックし、フケが出ていたらローションや保湿ケアスプレーでも見込むように皮膚に浸透させる。
・シャンプーは低刺激性や保湿効果のあるものなどを使用。
・コンディショナーやトリートメントを濃いめにするか、クリームリンスなど保湿してくれるものを使用する。
・パッドは専用ジェルやクリームが出ているのでマッサージしながら擦り込むと効果的です。
これからの、乾燥対策。上記以外にも、加湿器の使用などお部屋の中の湿度も保ってあげるとなお、いいですね!
人も犬も「カサカサ」を乗り越えて、冬も「うるおい」を感じられるようにお手入れ、頑張りましょう。
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