~今、改めて注目したい伝統工芸品~
無印良品が、長崎の波佐見焼をお洒落な普段使いの道具として売り出したり…と、近年、若い女性の間で、昔ながらの陶器や磁器が見直されてきています。
現代的なインテリアにも、不思議と溶け込むデザインと、その機能性、いう事なしの我々日本人が誇る伝統工芸品!
そんな中から、今回ご紹介するのは、白地に藍色が印象的な、愛媛は砥部町の磁器=砥部焼(とべやき)。
実は愛媛出身であり、子供のころからずーーーと砥部焼を使ってきたワタクシが、たっぷりの愛情をもってして(笑)その詳細をお届けしたいと思います。
砥部焼(とべやき)とは 砥部焼は、愛媛県砥部町で作られている陶磁器。
一般には、食器、花器等が多い。愛媛県指定無形文化財。別名喧嘩器とも呼ばれる。
やや厚手の白磁に、呉須と呼ばれる薄い藍色の手書きの図案が特徴。砥部焼の多くは手作り成形のため、全国的に見ても決して大産地や有名産地ではないが、独特の風合いが愛好家に評価されている。35-45WOMAN
改めて、よく見てみると意外にモダンな感じの砥部焼。
さらに近年は、女性の作り手なんかもどんどん増えてきてるらしく、また少し違ったテイストが加えられてきてもいます。
厚手の白磁も、ころりとしていて愛らしい。
和食にも洋食にも不思議とマッチ。
そうだ!実は、以前このサイトでもご紹介した、渋谷ヒカリエにある「酢重ダイニング」でも、店長さんがお好き…だとかで、砥部焼が使われているんだとスタッフさんから伺ったことがあります。まー、お洒落!
高級な焼き物と違い、普段使い用に作られているので、丈夫だというメリットもありますよ。
窯元ごとの味、デザインの違いが楽しい。
焼き物あるあるですが、やはり、窯元ごとの味、デザイン、柄があり、好みを探すのもまた楽しいです。
好きな人は、窯に直接買い付けに行ったりするそう。
ちなみに、冒頭写真のストライプ柄は東吉窯というところの柄で、気に入って使っています。コーヒーを飲むのに毎日。私物です♪
また、先ほど書いたように、女性作家の手によるものも増え、そのためなのか、色使いも藍色だけでなく、複色使いになっていたりします。
最近では愛媛に行かずとも、さまざまな雑貨や、インテリやショップ、それからインターネット通販などでも気軽に手に入る砥部焼。みなさんもお気に入りの窯元、作品を探してみて!
愛媛に行く機会がある方ならば、年に2回行われている砥部焼 窯出し市や、砥部焼祭りなどのイベントがおすすめですよ~。
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