ここ数年、愛媛県今治市で作られる一流のタオル「今治タオル」が大変な人気ですよね。
私も実家が愛媛であることから、今治タオルの情報に触れるたび、なんだか誇らしい気分になりながら、このプロダクトを愛用しています。
さて、今日ご紹介するのは、そんな今治タオルの中でも、ちょっとスペシャルな商品。
なんと、視覚障碍者と共同開発したという「ダイアログ・イン・ザ・ダーク・タオル」…というモノです!
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク・タオル」とは
実はコチラ、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」(説明後述)というイベント、エンターテイメントを提供する視覚障碍者のみなさんが、今治タオルの老舗「田中産業株式会社」とコラボした商品。
目が見えないがゆえ、視覚以外の感覚が研ぎ澄まされた視覚障碍者の方々が、その手触りと風合いにこだわってこだわって造り出したタオル…って事ですね!
これは、私が今まで見た今治タオルの中でも、かなり珍しい、そして特別な作り方をされたものです。
もちろん、四国タオル工業組合が定めた「今治タオル」ブランドとしての品質基準をクリアしていますのでご安心を。
冒頭の写真をご覧いただいたらわかる通り、まるで洋書のようなパッケージもお洒落!
タオルにこだわりたい方、ぜひチェックを。
ダイアログ・イン・ザ・ダークとは
暗闇のソーシャルエンターテインメント。
参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、グループを組んで入り、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、中を探検し、様々なシーンを体験します。
その過程で視覚以外の様々な感覚の可能性と心地よさに気づき、そしてコミュニケーションの大切さ、人のあたたかさを思い出します。
世界 30か国・約130都市で開催され、2011年現在で700万人以上が体験したこのイベントは、1988年にドイツで、哲学博士アンドレアス・ハイネッケの発案によって生まれました。
オフィシャルWEBでは、今回ご紹介しているタオルだけでなく、エンターテイメントの体験イベントチケットの購入も可能です。
興味のある方はぜひ。
田中産業株式会社とは
世界一のタオル産地である愛媛県今治市に本社・工場を持つタオルメーカー。
昭和7年の創業以来、常に業界トップクラスの品質と設備を維持。
関連会社に染色工場を有し、染色から織り、仕上げの加工に至るまで、一貫して田中産業の厳しい基準で管理された商品の製造を続けています。「Made in“IMABARI”JAPAN」へのコダワリは確か。
…という、以上、2団体のコラボで完成した、ダイアログ・イン・ザ・ダーク・タオル。
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