グルメ

父の日のプレゼントには、ちょっとめずらしい日本酒を。

 

———————————
そろそろ父の日?
———————————

母の日が過ぎた~と思ったら、次にやってくるのは父の日。
今年の6月第三日曜日にあたるのは6月18日、なあんだまだ先だなあとおもったアナタ!
……あっという間にやってきますよ。

といっても、別に母の日だから~父の日だから~といって
モノを贈らなくてはいけない、というものではないですよね。

商業的なイベントにのっかり過ぎるのもなんかイヤ……
って思ったりもしませんか?
感謝はその都度あらわすもので、父の日だから一斉にありがとうというのは
違うんじゃないか……
なんてモヤモヤも。

 

しかし、あえて言います。

じゃあ普段から

「お父さんありがとうって伝えていますか!?」と。

 

(伝えている方はいいんですよ、素晴らしいですよ!)
伝えきれていない私みたいな方、一緒に酒でも贈りませんか。

前置きが長いですが、こちらが

純米吟醸生原酒 まんさくの花 星あかり

である。

 

———————————
酒米にもスターがいる
———————————

さて、こちらの「星あかり」は、作られているお米の名前でもある。
かわいい名前を持っているけれど、開発は前途多難だったようだ。
ざっっっくり背景を説明しよう。
まず、日本酒に使われるお米は、普段食べるお米より粒が大きく、それを酒米や酒造好適米という。

私の独断と偏見だが、最近のダントツ人気の王様は、「山田錦(やまだにしき)」。
それに次ぐものとして、雄町(おまち)、美山錦(みやまにしき)、五百万石(ごひゃくまんごく)。
マニアックどころで亀の尾(かめのお)といった感じだろうか。

これらの品種は、複雑な親戚関係にあるのだが(例えば山田錦の祖父にあたるのが雄町)、
それぞれに味の個性がある。
話を星あかりに戻そう。
星あかりは、1980年代当時、東北に代表銘柄の酒造好適米を作ろうと、
酒米の「美山錦」と食用の「初星」を交配して生まれたそうだ。

当初、インキュベーション事業を展開する民間企業が研究所を仙台に設立。
そこへ東北電力株式会社が社会貢献の一環で、資金と研究員を提供、
その後、研究所は開発を終了したが、東北電力の研究開発センターに以降させ、〈K-101〉という名の品種が生まれた。
これが現在の星あかりだそうだ。

 

東北の酒米として期待を背負っていたが、蔵によっては味わいのない酒になってしまったらしく、

私が参照したWEBによると、現在星あかりを使って日本酒を醸しているのは、2蔵だけだという。

ん?

ってことは、激レアな酒米を使っている、

激レアな日本酒ってことですね。

新種米として登録されたのは平成10年だというから現在19歳のわかもの盛り。
お父さんは、もしかしたらこの酒米のことを知らないかもしれないので、説明しがいがあるというものだ。

 

 

———————————

で、肝心の味はどうなのよ!?

———————————

ウンチクはおいといて、味が知りたいところである。

星あかりを使用したまんさくの花は、初夏にも梅雨にも気持ちいい、スッキリ爽やか、キレさっぱり。

でも、旨みもキラリと感じられる。

 

「オレ様の味、どうだー!?うまいだろ?」
という押しは感じられず、

「わたし、つまみやおかずに合うと思いませんか?」
といった控えめのスタンスで、例えばハタハタの焼き魚という淡泊なたんぱく質をうま~~っくしてくれる。

キレが良いので、飲んでも、飲んでも、飲み飽きない。
そういう意味で「ちょっと危ない日本酒」なので、贈るときは一升瓶より四合瓶の方がおすすめだ。

 

というわけで、星あかりで醸したまんさくの花。
ラベルには文字なく、左上に綺羅星が輝くのみ。
ビジュアルも素敵ですね。

ただ限定酒なので、手に入らなかったら、すみません。
そんな場合はお酒屋さんで

「めずらしかったり、今しか飲めないお酒ありますか?」
と聞いて、良さそうだなと思ったものを贈ってください。

 

 

なんだかんだで、お父さんは、
子どもから贈られたものなら、うれしく思ってくれると思うのです。

 

斎藤貴美子

投稿者の記事一覧

フリーランスのコピーライター/ライター/利き酒師(2018年12月~)。日本酒は、芸術かつ宇宙だと知り instagramの#SAKEISAWESOMEkimikoにて日本酒にキャッチコピーをつける取り組みを実施しながら勉強中。

関連記事

  1. 親しい人としっとり飲みたい「秋上がり」。
  2. 旧友と「ひやおろし」を楽しむ  
  3. いちご酒で、おつかれムードを癒しましょう。
  4. 彼と飲みたい日本酒。
  5. cafe「ルパンコティディアン」に学ぶ ベルギー流 朝食のすすめ…
  6. 日本酒の味は「温度」で変わる!「酔鯨」9温度・飲み比べ(前編)
  7. パリで一目惚れした貴婦人チョコ「ボワシエ」
  8. ご自宅で美味しいフォカッチャを♫

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリ一覧

アーカイブ

おすすめ記事

  1. 冬を暖かく過ごすインテリアの工夫
  2. 食欲の秋でもアロマを効果的に使用する術
  3. ジャケ買いアリ!クリスマスに飲みたい日本酒。

ピックアップ記事

PAGE TOP